回答です!【第2回OS】④

第2回オープンスクールでの質問への回答です。

できるだけ全ての質問に答えたかったのですが、漠然とした質問(どんな先生がいますか、校則が知りたい、など)は答えにくいので省かせてもらいました。

同じような質問も1つにまとめさせてもらいました。ひょっとしたら自分がした質問と言葉の表現が違うということがあるかもしれませんが、理由はそういうことです。

さて、今回お答えするのは高校受験と留学についてです。

 

《過去にした主な回答》
1.スクールバス、アルバイトについて
2.入部率、寮、バドミントン部や野球部について
3.難関・S特進からの入部、クラブのマネージャー、クラブのかけもちについて
4.留学中の勉強について
5.九国の入試について
6.クラブの新設、クラブと学習の両立について
7.クラス替えについて

 

【高校受験について】

<Q1
推薦入試はスポーツ推薦だけですか?
文化部(書道)の推薦はあるのですか?学力の推薦入試はありませんか?

<A1>
九国の推薦入試はスポーツ推薦だけです。
文化部の推薦や学力での推薦は受け付けていません。一般入試の会場できみの挑戦を待っています!

 

<Q2>
希望クラスごとに受験があるんですか?
難関クラスを希望して受からなかったら、S特進などのクラスの合格になりますか?

<A2>
一般入試は全クラス共通問題です。
九国には転科合格があるので、希望クラスの合格に届かなくても、他クラスの合格ラインに届いていれば自動的にそこでの合格になります。ただし、想定以上に得点がとれても、逆方向への転科はないのでご注意ください。

 

<Q3>
S特進クラスでA特待生になることはないんですか?

<A3>
入学願書でS特進クラスを希望していて、入試での得点がA特待生(難関クラス)のラインに届いていればそうしたこともあり得ます。

 

<Q4>
1つのクラスにスポーツ科の人もいるんですか?
トップアスリートクラスは女子でも大丈夫ですか?
トップアスリートクラスは中学でどれくらいの実績があれば受けていいですか?

<A4>
九国のトップアスリートクラスは普通科です。ここに合格した生徒は、難関から進学までの一般的なクラスとは違う特別なカリキュラムのトップアスリートクラスに入ります。
このクラスには女子もいますよ。女子の推薦対象種目はバドミントン、陸上、体操、柔道です。
トップアスリートクラスの受験資格に中学でのスポーツ実績は関係ありません。我こそはというきみの挑戦を待っています。

 

<Q5>
毎年どれくらいの人が受験しますか?

<A5>
最近3年間の平均受験者数は約3700名です。

 

<Q6>
英検などは入試の際の追加得点になりますか?

<A6>
今のところ、外部機関の検定や資格を入試で得点化する制度はありません。

 

<Q7>
内申点はどれくらいいりますか?

<A7>
入試での内申書の見方は非公開です。入試での得点と合わせて総合的に合否を判断しています。

 

<Q8>
九国に合格するために、中学校のうちからどんなことをしたらいいですか?
合格のための勉強方法を教えてください。

<A8>
合格のために特別な勉強は不要です。一番の近道は各教科で基礎学力
をつけること。勉強が苦手な人ほど基礎問題を面倒くさがり、難しそうな応用問題を解こうとします。だから両方解けないのです。それに、中学校での基礎ができていない教科があると、もし入学できてもその後の学習についてこれません。
勉強法については、第3回・第4回
オープンスクールでの「入試ワンポイントアドバイス」も参考にしてください。

 

【留学について】

<Q1>
2年生で長期留学したら、その間の勉強はできないのですか?

<A1>
いいえ。勉強はします。九国の長期海外留学は旅行ではありません。現地の高校でその国の生徒たちと一緒に机を並べて、その高校の授業を毎日受けます。もちろん、その間に九国で行われている授業は受けることができません。そちらが不安であれば、自ら選んで帰国後にもう一度2年生をやり直すことは可能です。

 

<Q2>
高校1年生での長期留学は可能ですか?

<A2
九国での長期留学制度は2年生になってからの出発です。1年生ではできません。

 

<Q3>
海外留学は誰でもいけますか?
何人くらい留学にいきますか?
留学する予定の人はクラブに入れませんか?

<A3>
トップアスリートクラス以外の生徒は誰でも留学を希望できます。しかし、定期考査の結果が極端に悪いと留学どころではなくなります。また、留学前に仲介機関のテストもあります。
留学人数はその年度によってバラバラです。なお、今年は12名がすでに旅立ちました。
留学する人でもクラブに入れますよ。安心してください。

 

<Q4>
留学できる国はどこですか?留学できる国を増やしてほしい。

<A4>
留学は仲介機関のテストの結果をもとに、行ける国を選ぶのだそうです。そのテストの結果が良ければ留学できる国が増えますよ。

 

<Q5>
長期留学にかかる大体の費用が知りたいです。

<A5>
最近は約150万円くらいだそうです。行く国やその時々の通貨価値など、状況によって増えることはあります。

 

<Q6>
まったく英語がしゃべれなくても留学できますか?

<A6>
留学するだけなら誰でもできます。あとはきみの努力次第。言語力は外国に行けば自然と身につくのではありません。現地で読んだり書いたり、話したり聞いたりして、自ら学んで得るのです。留学後の数ヵ月間は周囲と意思疎通ができず苦しむ生徒がたくさんいます。それを乗り越えた先にきみの望む力があります。

 

<Q7>
ホームステイ先はどうやって決まるのですか?

<A7>
仲介機関がその国の機関と協議して、どの家庭にホームステイするのか決まります。

 

<Q8>
留学について、入学からの流れをもっと具体的に教えていただきたいです。

<A8>
具体的に書くと嫌になるほどの字数になるので、次のオープンスクールで国際交流担当の質問コーナーでお尋ねください。

 


これは昨年行われた一般入学試験の様子です。


受験会場の教室では前もって九国生たちが、


中学生が受験しやすいようにセットをします。


会場内では誘導・案内も九国生がしています。


九国の受験会場は高校のほかに3ヵ所あります。


これはJR八幡駅近くの「九州国際大学」会場。


これは「西工大」会場。京築方面の受験生が、


たくさん集まります。そしてもう一つの会場が、


「下関」会場です。合わせて受験会場は4ヵ所。


今年も九国生一同、きみの挑戦を待っています!

 

《過去のシリーズ》

1.第2回OSでの質問①

2.第2回OSでの質問②

3.第2回OSでの質問③