書は人なり

今日は九国の書道の授業のお話です。

九国の1年生には芸術の授業があります。生徒たちは入学時に音楽・美術・書道から1つを選ぶことになっています。そのうち書道を担当しているのが長沼先生です。

長沼先生は国内最大の美術展覧会である「日展」に何度も入選している書道の専門家です。教える内容は筆の技術だけでなく、字の成り立ちや歴史にまで及びます。

少し前に撮った書道の授業がこれです。

 


ある日の書道教室です。C棟4階にあります。


芸術の授業があるのは1年生の間だけです。


墨をすずりに水でとくところから始めます。


こちらが長沼先生。雅号は長沼龍雲です。


自分の名前を書くことから練習を始めます。


木の札で表札のようなものを作るようです。


教室の隅でお手本を書いている長沼先生。


書体にはさまざまな流派があるようです。


「書は人なり」。字はその人の内面を写します。


字を磨けば自分の内面が変わるかもしれません。