質問にお答えします【第３回ＯＳ】①

オープンスクールでの質問に答えます。

以前、回答が掲載されるのが遅いとの指摘をもらいましたので、今回は最優先で回答を準備しました。いつもお待たせしてすみません。

また、これまでに回答したことのある似た質問もありましたので、そちらに関しては下の１～７のページをご覧ください。

「第４回」でもたくさんのご質問をお待ちしています。

《過去の主な回答》
１．スクールバス、アルバイトについて
２．入部率、寮、バドミントン部や野球部について
３．難関・Ｓ特進からの入部、クラブのマネージャー、クラブのかけもち、Wi-Fiと携帯・スマホについて
４．留学中の勉強について
５．九国の入試について
６．クラブの新設、クラブと学習の両立について
７．クラス替えについて

【九国の入試について】

＜Ｑ１＞

入試で希望クラスに届かなかったら、他のクラスで合格になりますか？

＜Ａ１＞

はい。九国の入試には「転科合格」があります。例えば、難関クラスに希望を出して合格に届かなかった場合、その得点に応じてＳ特進→特進→準特進→進学の順で、自動的に合格となります。ただし、進学クラスに届かなかったら不合格です。なお、逆向きの転化合格はありません。

＜Ｑ２＞

私はＳ特進を目指しています。効率的な勉強方法を教えていただけませんか。特に数学。

＜Ａ２＞

勉強に近道はありません。苦手科目はもう一度教科書の頭からやり直してはどうでしょうか。焦っていろんな参考書に手を出すのは非効率です。特に、数学で計算の仕方がわからないのは、基本的に練習不足が原因です。Ｓ特進を目指しているなら、ぜひ九国の入試過去問題を解いてください。数学で最初に出てくる「小問集合」や、大問の頭にある基礎的な問題は取りこぼさないでください。過去何年分も解けば、九国の入試に慣れてくるはずです。

＜Ｑ３＞

公立高校が定員を減らしましたが、九国も減りますか。国語の試験に作文がないのはどうしてですか。

＜Ａ３＞

九国の募集定員は540名のまま減りません。公立が定員を減らしているのは、学区内の受験人口の減少が一因だと思われます。九国のような私立高校には学区がないので、そうした影響は少ないです。入試問題の内容や構成の理由については秘密です。ごめんなさい！

＜Ｑ４＞

公立志望校と九国難関の両方に受かった場合、どちらにいけばいいでしょうか。

＜Ａ４＞

周りの人の意見を聞きながら、自分で決めましょう。自分で何も考えず他人に進路を決めてもらうことは、絶対にやってはいけません。きみに合った進路選択ができるよう祈っています。

【留学や進路について】

＜Ｑ１＞

留学は、どのクラスからでもできますか？難関クラスからでもできますか？

＜Ａ１＞

はい。１年間の長期留学はどのクラスからでもできます。これまでに、難関クラスはもちろん、トップアスリートを除く全クラスから長期留学する生徒がいました。

＜Ｑ２＞

留学に行くまでの大まかな予定や準備を教えてください。

＜Ａ２＞

長期留学の希望者は、まず１年生のときに留学説明会に参加してもらいます。その後、正式に留学の申込みをしてもらい、仲介業者の試験を受けることになります。これに合格すると、２年生の夏ごろに留学先へ出国することになります。行く国によってスケジュールが変わりますが、概ねこのような予定です。

＜Ｑ３＞

２年生のときに留学していても、３年生での勉強に追いつけますか？

＜Ａ３＞

留学中は、現地の高校でその国の高校生と同じ授業を受けます。なので、日本での勉強に遅れるというよりも、日本とは違う方法で勉強できると考えてください。帰国後の大学受験では、身に付けた高度な言語力は大きな武器になります。また、海外の大学に進学する生徒も増えています。日本の大学だけが進学先ではありません。

＜Ｑ４＞

Ｓ特進クラスから短大に進学することはできますか？

＜Ａ４＞

はい。九国では、生徒の進路を学校のために誘導することはありません。進路は生徒のものです。アドバイスはしますが、最後に進路を決めるのはきみ自身。短大でしか学べないことがあるならそれも大切な進路です。ただし、Ｓ特進クラスに在籍すると、短大への進学には不要な授業や試験が日々行われ、そうした学習に多くのエネルギーを使うことになるので、短大希望ならＳ特進クラスの選択はおすすめはしません。

これはドイツに留学した河野くん(九国付中)。