水滴のようなレンズ
今日は理科の授業での実験の記事です。
少し前に生物を担当する河野先生が、3年生の授業でブタの眼球の解剖をしていました。教科書で学んだ内容を実物で確認します。
ブタを使うのは、諸器官の構造が人体と似ているからなのだそうです。ちなみに河野先生の学生時代の専門はハツカネズミだったそうです。
眼球のレンズの美しさが印象的でした。
まずは生徒の前で河野先生がやってみせます。
外科ばさみを使って丁寧に眼球を解剖します。
教科書ではこのように記載される眼球の構造。
本物は弾力があって切断が難しそうでした。
視神経はつまようじほどの太さがありました。
視神経とつながる網膜や、虹彩も確認しました。
眼球を構成する硝子体をきれいに取り除くと、
レンズが出てきました。水滴のような美しさ。
実験の過程は図入りで記録に残していきます。
科学において本物を知ることはとても大切です。