「探究する」とは
今日は2年生のある授業のお話です。
数年前、高校のカリキュラムに「総合的な探究の時間」というものが加わりました。簡単にいうと、生徒自ら課題を見つけ、解決のために考え、行動するのが目的です。
昨今の社会では、教科書を参考にしても解決できない問題が増えています。前例のない問題に立ち向かうためには、情報収集、分析、思考、判断などが必要です。
九国が目指しているのも、そうした教育です。
これはある日の総合的な探究の時間です。
外部講師の方を招いての講座を開きました。
総探は最近始まったばかりのものなので、
教員はもちろん生徒もまだまだ初心者です。
自ら課題を見つけて解決するといっても、
その課題が安易でも壮大過ぎでもいけません。
なにより大切なのは情報を集めて考えること。
今の時代、情報はいくらでも手に入ります。
でもそれらは玉石混淆。情報リテラシーも必要。
慣例を疑い、鋭い視点で課題に臨みましょう。