その高さは?!
高校の数学Ⅰに三角比というものがあります。
sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)といえば多くの人が思い出すのではないでしょうか。三角形の角の大きさと線分の長さの関係を割り出すものです。
3学期の終わりごろ、九国のエントランスホールで1年トップアスリートクラスの生徒が、その三角比を活用して待鳥先生とあるものの高さを測量していました。
正解した生徒はいたでしょうか?
これがその写真です。2次手続きの日でした。
何の高さを測っていたか、わかりますか?
九国の知の象徴、「アテネの学堂」です。
このモニュメントから一定の距離をとって、
その地点からモニュメントのてっぺんを見て、
見た角度が分かれば高さが計算できます。
このとき使うのはtan(タンジェント)ですね。
さて、教室に戻ってきて測量結果を計算します。
測量の失敗や計算ミスがなければ、答えは、
「6m20」です。正解できたでしょうか?