使うことを目的にする勿れ
九国はICT環境の整備を進めています。
教室には電子黒板を設置し、校内の多くのエリアで無料Wi-Fiがつながります。生徒は入学時にタブレットPCを購入しています。これらを使った教育がICT教育です。
このICTはうまく運用できない事例が全国的に報告されています。その多くは、機器を使うことを目的にして、何のために使うのかが置き去りになっています。
ICTは手段であって、目的ではありません。
これはある日の授業風景。三好先生の国語です。
この日はICTを活用した授業の研修でした。
机上にあるのが入学時に買ったタブレットPC。
声を出さずに情報のやり取りができるので、
今年は新型コロナ対策にも一役買いました。
実際の電子黒板は文字がはっきり映っています。
これらは必ず使わないといけない機器ではなく、
うまく活用できる場面で使えばいい機器です。
でも、使いたい時に使えないようでは困るので、
九国の教員は日々可能性を模索しています。