九州国際大学付属高等学校

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2017年03月01日 水曜日|カテゴリー: すべて,行事

第57回卒業証書授与式【九国付高】

卒業生のみなさん、おめでとうございます。

本日は九州国際大学付属高等学校の第57回卒業証書授与式でした。第3学年552名が母校を巣立って、春からはそれぞれの道へと進みます。

国公立大の後期試験がある人は今後も登校するかもしれませんが、ひとまずこれが区切り目です。卒業してからも、いつでも母校に遊びに来てください。

式の後のクラスの様子などは、また明日。


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吹奏楽部が演奏する中、卒業生たちの入場です。

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今年、九国を巣立っていくのは552名におよびます。

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卒業証書代表授与は鶴野郁子さん(福教大附小倉中)。

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九国での3年間には楽しさも苦しさも両方あったでしょう。

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それら全てが、きみたちを大人に成長させたはずです。

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送辞を読んだのは在校生代表の近藤愛さん(高須中)。

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答辞は山道萌子さん(守恒中)。全文は下記にてどうぞ。

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そして、九国生として最後となる校歌の斉唱です。

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外では在校生たちが花道を作ってくれていました。

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みんな卒業おめでとう!その後の様子は、また明日。

 

【山道萌子さんの答辞】

 冬の寒さも一段落し、春の柔らかな日差しが感じられる今日このよき日に、私達第57期卒業生のために、このようなすばらしい式典を用意していただき、本当にありがとうございます。皆様からのあたたかい言葉を聞いて、今、とても晴れやかな気持ちです。ご多忙の中ご出席くださった皆様に、卒業生一同、心よりお礼申し上げます。

 3年前の春、私達は今日と同じようにこの体育館に集まって、入学式を迎えました。かっこいい制服に身を包み、これからどんな3年間になるのだろうと胸が高鳴ったのを、よく覚えています。1年生の頃は、経験すること全てが新鮮で、先生や先輩方の力を借りながら、乗り越えていきました。また、2月にあった修学旅行では、多くの人が初めてのスキーを体験し、長時間一緒に過ごすことで、友達の意外な一面を見つけました。1年も前から準備して下さった先生方のお気遣いのおかげで、笑顔の絶えない貴重な思い出作りができました。ありがとうございました。

 そして、3年生になり、最上級生としての責任を強く感じました。咲橘祭の時期は、どこのクラスも少しでもお客さんを楽しませようと毎日必死に準備していて、また、体育祭では、ブロック幹部の人達が早くから動き、周りもその姿を見て懸命に練習していました。部活動、受験勉強など、それぞれに抱えているものはある、でも、高校最後の行事1つ1つを最高のものにしようと皆で動いていた、そんな1年でした。

 これ以外にも、振り返れば、この広い校舎の至る所に、数え切れないほどの思い出があります。そして、どの思い出の中でも、私達は本当にたくさんの人から支えられてきました。楽しい時も辛い時も共有した友達。衝突したこともあったかもしれませんが、一生の友達ができたことがとても嬉しいです。そして、先生方。毎日私達生徒の為に、授業やHR、その他様々な場面で熱いご指導をして下さり、ありがとうございました。まるで家族のように大切にして下さった優しい先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、食堂・事務室・保健室・施設管理室の方々、バスの運転手さん、掃除をして下さっていた方々。騒がしく迷惑をかけてしまったこともありますが、いつも優しく対応して下さり、ありがとうございました。

 そして、家族に対しても、感謝の気持ちを伝えたいと思います。わがままを言って困らせてしまったこともありました。それでもあたたかく見守り、18年間大切に育てて下さり、ありがとうございました。2人の子供に生まれて良かったです。こうやって、周りの人から支えられながら、充実した3年間を過ごすことができて、とても幸せです。九国に来て、本当に良かったです。在校生の皆さん、これからも辛いことがあるかもしれませんが、皆さんの周りにはたくさんの力強い味方がいます。ぜひ、支え合いながら、色々なことに挑戦していって下さい。

 さて、あふれる思いを話せばきりがないですが、少しずつ、旅立ちの時が近付いてきました。今、この場にいてもなお、卒業するという実感がわきません。しかし、この学年、この学校で過ごして得たかけがえのない経験があれば、ここにいる全員が、それぞれの次のステージでもやっていけると信じています。大きな希望を胸に旅立ちます。

 最後に、もう一度お世話になった方々への感謝を込めて、答辞とさせていただきます。

 今まで本当にありがとうございました。

 

 平成29年3月1日 卒業生代表 山道萌子


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